公認会計士試験と税理士試験の性質から、標準勉強期間を考える

公認会計士試験、税理士試験、いずれも難関試験と言われていますが、一般的には「公認会計士試験の方が難しい」という認識の方が多いと思います。

しかし、実は税理士試験の方が合格までの期間を長く見ている方が多い、ということはあまり知られていません。公認会計士試験と、税理士試験の性質の違いから、勉強の期間について考えてみたいと思います。

公認会計士試験は、比較的若い人が受験している

公認会計士試験は、試験対策そのものとしての勉強を2年次から始めたような学生が、4年次には合格していることもあるほど、難関試験の割には平均的な合格までの勉強期間は少ないです。

推察するに、受験生の層に学生が多いことが主な原因でしょう。特にここ10年でアカウンティングスクール(大学院)の制度が発展していることで、受験生は試験勉強に集中し、短期決戦をするよう努めていると考えられます。

税理士試験は、数年スパンで合格を目指す人が多い

税理士試験は、簿記論と財務諸表論の他、税法3科目を選択して受験します。科目合格制を取っているので、一度でも合格した科目は、ずっとその資格が得られます。

5科目合格した時点で、税理士になる資格を得ることができます。公認会計士と違い、試験のチャンスは年に1度だけです。また、科目合格制の性質から、問題・受験生共にレベルが高くなっている傾向にあり、そのため平均合格期間も長くなっているようです。

公認会計士を持っていれば、税理士にもなれる

公認会計士になる資格がある人は、登録さえすれば税理士になることもできます。大企業相手の仕事や、監査業務に憧れを持っている人であれば、学生ほどではないにせよ勉強時間を確保し、公認会計士を目指した方がよいのかもしれませんね。

細かい数字を書き込む公認会計士のイメージ公認会計士とともに、税理士と行政書士としても登録すると仕事の機会が増える

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